彩雲が出てた!
中央の輝いてる雲が肉眼で見ると七色なのじゃ。
↓本題
前にも書いたことがあるのじゃが、オイラが以前住んでいたトコロは治安があまりよろしくなかった。
空き巣、放火などの犯罪の他に、深夜にあちらこちらのマンションの警報を鳴らして近所じゅうの安眠を妨害する迷惑犯もいた。
その迷惑犯が警報を押すのはなぜか必ず強風の日であった。
とある強風の日。
仕事で帰宅が深夜になったオイラ。
明日の朝食を買っておこうと自宅直前のコンビニに入ろうとした瞬間、コンビニのお向かいのビルの警報がジリリリリリリリ!と、けたたましく鳴り出した。
またかよウルセーな~と思いつつコンビニに入り、目的の商品棚に向かいつつ、ふと窓外を見ると、警報が鳴り響くマンション玄関から若い男が飛び出して来た。
犯人見たり!どっち方面に逃げるか見とかなくちゃ!と思ったら、道路を渡ってコンビニに向かってくるじゃーございませんか。
そやつはコンビニに入店すると唯一の先客であるオイラの傍らにススッと接近、満面の笑みで親しげな雰囲気を醸しつつ、まるでカップルが一緒に品選びしているかのよーな仕草を始めやがった(恐)
なんでー!?とパニクるオイラの視界に、窓外をパトカーが徐行で横切るのが見えた。
対警察カモフラージュだった。
犯人はパトカーを上手くやりすごしたい。
オイラは犯人を上手くやりすごしたい。
そこで、ここはひとつ事なかれ主義でってことで(笑)オイラはパトカーに向かって犯人はここですよー!と駆け出すこともなく、ただひたすら平静に買い物を続け、犯人はカップルのふりを続けた。
実に妙な一時であった。
会計を済ませ店外に出ると犯人はさっと走り去り、オイラは無事帰宅できた。
部屋についてほっとしたが外ではまだ警報が鳴っている。やはり、警察にコンビニで犯人を見たと匿名ででも伝えるべきであろーか?とちょっと思ったが、なんと言ってもお互いバッチリ顔を見てしまっている。逆恨みが恐ろしい。ので通報はボツ。なかったことにした。
なかったことにしたが、オイラは再びそいつを目撃することになる。
その当時オイラが住んでいたマンションの屋上に深夜になると登っては隣のマンションの部屋を覗いていると思われるヤツがいた。
オイラに実害はなかったが、屋上に続く階段のすぐ横にある部屋に住むオイラは、ソイツが屋上に続く階段の柵を乗り越える騒々しい物音に安眠を妨げられ、かなりアタマにキテいた。
ので、ある日、どんなヤツが覗きをしているのかツラを見てやろうとドアスコープに張り付いて覗き野郎が現れるのを待った。ら、現れたのはコンビニで遭遇した迷惑犯だった。オマエ…警報では飽き足らず覗きまで……(涙)
はたしてミナサンは警報鳴らし&覗きをするこの男はどんなルックスだと思われるであろうか?いかにもなキモオタ?違うんですよ奥さん!なんとこの男、女性が見たらおそらく10人中10人が好感を抱くであろう、顔もスタイルも涼やか&シャープで好青年という言葉が生きて歩いているかのよーな男前なんだよ(恐)涼やかな顔でニコニコと変質的なことを繰り返しているかと思うと不気味やら恐ろしいやらで、とにかく見なかったことにした。
そしてそのまま通報することなくオレサマは九州に引っ越した。
が、オイラは三度そいつの顔を見ることになる。
数ヵ月前のことじゃ。
ニュースを見ていたら、以前住んでいたトコロのすぐ近くで死亡事故があったことを伝えていた。
へえ~アタシが住んでたトコのすぐ近くじゃん、なんて思いながら見ていると、死亡された方の顔写真が出た。
ヤツだった。警報を鳴らし覗きをするアイツであった。
高所からの転落死だって(笑)
また何をしようとしていたのやら(笑)
ま、これであの町も少しは静かになったであろう。
めでたしめでたし。
ホントはニュースを見た時、スグにでもブログに書いてやろうと思ったんだけど、死者に唾するのもなーと思って、時間を置いてやったよ。